まちぼうけの日々

まちぼうけて2代目。

はじめての、TGS。

TGS_2014
土曜日、人生で初めて東京ゲームショウに行ってきた。
幕張メッセは人生二度目。一度目はもう2、3年程前に行ったCEATECだったと思う。
あまりコアなゲーマーではないので、まあイベントだし適度に楽しもう的な気分でふらっと出かけてました。
でも予想していたのを超えるくらいに楽しんでしまったなーと。


一般開放日初日なのでかなりの人混みになることはあらかた想像していたけど、当日すれ違った人のほとんどが外国人だったと思うくらいには、おそらく海外からわざわざ来たって人も居た。
特に入り口すぐが台湾ブースで、その奥が海外メーカーブースと並んでいたので、あっちからもこっちからも英語が飛び交う状態。
日本のコンテンツを外国人が好んでいるという記事はたまに読むけど、まさかここまで盛り上がってるのかと改めて実感した。
ただ今回出てた海外メーカーを一通り見た感想としては、台湾といったアジア系は基本的にかわいさをプッシュしたRPGだったりしてたのに対して欧米等はFPSといったシューティング系が多かったのを見ると、国柄が色濃く出てる感じがした。


個人的にはOcculusを体験してみたかったんだけど、案の定長蛇の列が出来上がっていて、ブース外から実機のモニタリング映像をディスプレイで見るくらいしか出来なかったのが残念。
プレイしてる人の表情がすごい驚いた感じだったのを見ると、相当リアリティのある迫力さがあるのかなーと思いつつ、約4時間ほど全体的にぶらぶらしてた。


感想としてはやっぱり「もっと早く来ればよかった」に尽きるかな。
なんだかんだいって身近で遊んでるゲームについてこれほどまでに意欲がわき立てられたり、純粋に楽しめたり出来る経験ってそうそうないし、ちょっと損してた気分。
それと、企業コスプレの質がやっぱり安定して高いからそれも見れたことが良かった。
世界観を忠実に再現している所もあったりしてそれだけでカメラ片手に移動する人の列が出来上がるのも頷ける。


と、来年も行けたらいいなーと思いながら、無料配布されてたモンスターエナジーを飲んだ代償として来た急激な疲労感と闘いながら私は帰路に着きました。

唐突に亡くなった祖父と電話をしていた頃の記憶が蘇ってきた。
近場の家電量販店に一緒に行った事や食事をした事、パソコンの使い方を教えるなどなど。
それがどれも2年半位前まで普通だったのが今となっては不思議でならないなあと。


母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。
リアルタイムでこれを読んでたこともあるせいか、この前夢の中でおいしそうにふりかけにした祖父の骨のごはんを頬張ってた。
味は石灰ぽかった記憶がある。
おいしいとはとてもじゃないけど言えない。
でもこの気持ちが分かるあたり、やっぱりどこかしら引っかかってるんだろうなと。


いづれは独り身になる。
そう考えた時、何故か「せつなさ」よりも「恐ろしさ」のほうが勝ってしまう自分がいた。

もっと手軽に日記を書けるようなものってないものか。

というのも勢いで年間契約して持て余してる海外vpsアカウントがあるのでどうしようかという考えの元で出てきたことなんですがね。
「別にそこら中に日記サービスなんて転がってるじゃん」
とか
「みんな大好きWordPressでも入れておけ」とか言われたらおしまいですが、なんかこう違うような気がして。


既存のサービス(例えばはてダとかはてブロ、tumblrとか)だと、まず「登録」しなければいけないじゃないですか。
あとサービスという以上「誰かに頼ってる」。
しっかりとした基板のあるところならいいけど、
今回みたく自前で場所を確保しているからそこを有効活用したいとかいう漠然とした感じだと、
その「登録作業」ですらなんか気が引ける。

じゃあWordPressはどうなんだというと、なんか規模が大きいよね。
ウェブログではなくあれはCMSだからウェブページ制作の部類に入るし。


どう考えても捻くれた考えではあるけれども、僕が望んでるのはこう、alfooとかだったり、
絵付きならそれこそ初期のoekakibbs.comみたいな感じくらいの質素さがあればいいんじゃないのだろうかと。


最後のシメは孤独のグルメのソレらしくキメたかったけど肝心の本編を読んでいなかったのでこれにて。



追伸:
昔やってたdiary.jpって今GMO傘下なのね・・・時代だ。
あと寝てたらコミケが始まってた。

2日程たったけど

一昨日(8/9)はポケモン映画見に行ってました。
お相手は @ydrgi 、なんだかんだ付き合いの長い人です。
生まれて初めて映画のチケットをネット予約で取ったけど、魔法の板(クレジットカード)のおかげで結構楽に取れるものなのね。


実際の映画の内容は、平たく言えば「みんなで頑張れば成し遂げられる」的な感じだった。
過去の作品もそのほとんどが未視聴、見たとしても断片的にキッズステーションテレビ東京なので一眼には言えないけど、ここ最近の中ではわりとわかりやすい方だと思う。
先々週くらいに放送してたゲノのやつがよくわからなさすぎたからね。
何が伝えたいのかさっぱりだった上、地上波故に案の定twitterでは字幕付きで序盤の「お家帰りたい」発言が大量に流されていたし。
その点で言えば今回のも所々に「地上波で流れたらそれなりにネタになりそうな部分があるなあ」と思えるところがあったので、実際放送された時が楽しみですね。


映画視聴後はしばらく新宿をぶらりとしていたけど、前から気になっててた8bit cafeに行くことに。
たまたま土・日曜2日限定で、趣味でゲーム開発をしている人]の自作のファミコン(風)ゲームを店でデモプレイ出来るとの事だったので遊んでいた。


http://instagram.com/p/reqU3mEsqk/


「多人数」で「戦闘ではなく協力」しながら「ステージを頑張ってクリア」する明確なコンセプトだったのが印象的。
特に一番盛り上がったのが最終ステージではなくその一つ前の全員でブロック崩しをするステージ。
人数分のボールと広さの中縦横無尽に駆けまわってはジャンプミスで下にシュートしたりとで開始10秒程でラスト1個になってしまう事態が多々起きるなど。
顔見知りでも何でもないお客さん全員が一体感を持って、ようやくクリアした時の謎の達成感で店内に拍手が響くほどだったのが印象的だった。
久々に昔ながらの、懐かしさのあるゲームをした感じでとてもよかった。
ちなみに「アグレッシブなみどり」は私のことです。

一方

昨日(8/10)は土曜の疲れの反動か夕方近くまで寝てた挙句、ゲーム音楽三昧IIを二部だけ聞いてまた寝て今に至ります。


そういえば最近

久々にitunesライブラリを物色して懐かしのlittle by littleのアルバムを流したら、当時の思い出を少しばかり思い出した。

大半の人は「悲しみをやさしさに」を上げるであろうこのバンドだけど、個人的にはtbsの昼ドラ帯*1を見ていた人なので「雨上がりの急な坂道」の印象がとても強い。
あれから9年。2014年何か変えいけるのだろうか。

*1:愛の劇場(大好き!五つ子)からのドラマ30(キッズ・ウォー)の流れが学校では定番だった



なんとなくテクノポップ系が作りたくて最近この二曲がずっと頭のなかをぐるぐるまわってる。
それにしても今聞くといわゆる音圧が二曲とも本当に違うなあ。戦争は終わったとか言われてるけどこの調子だとまだまだ終わらなさそうね。

うんこ食ってる時にカレーの話するじゃねえ!

食事中にスマホの画面に目をやってると
「食事するか携帯を使うのかどちらかにしなさい」
と静かなる怒りをぶつけられたわけだが、
しかしその間も含め普段からテレビは常時つけっぱなしとなっている。
その時ふと「テレビを見ながら食事をするのも同じことになるのでは?」と思ったが、
おそらくそれは「見ている人全員が『同じ話題』を共有できるので、話題が常にあるという『安心』があるから許されている」
のではないかといった結論に至った。


ほら、スマホの画面なり何かしら手元でやってる人を見ると、その中の世界ってそれを見ている人にしかないわけだし、
そうなると相手側からしたら「何を話したらいいんだ」から始まり、やがて「こっちを見てくれない」などといった嫌悪感が生まれてくるのではないかと。
しかし、これがテレビ(もちろんラジオなどとにかくその「空間」に情報を発信する媒体)だとしたら、もれなくその空間に均一な情報が送られているので、話のネタにしやすい。
すなわち、ここで出てくる安心感が、潜在的に生まれてくるから結果的に許されているのかなと。


さっきの発言の後、続けて「どうせすばこが大人になったら同じように子供がスマホやらゲームで遊びながら食事をしていても文句を言わないんでしょう」や、「それ以前に子供に興味が持てないんじゃない?」といった話につながったのも、おそらくそうなのかなあと。
私らの親、といったら語弊が少なからず生まれるけど、少なくともそれくらいの年代の人の「常識」というのはそうであったように、私らの年代が親になった時、はたしてこういった「常識」はどのように変化してゆくのだろうか。
ちょっと楽しみであり、同時に怖いなと思った瞬間でもあった。