まちぼうけの日々

まちぼうけて2代目。

東京インディーフェス行ってきて色々と感化を受けたおはなし

また期間が空いてしまったよ。
絶対見返した時に「この空白の時期は一体何をやっていたんだ・・・」と自問しそうな気がする。


ここ三週間くらいはわりとイベント充してた気がする。4月末にM3、5月頭にコミティアと。
初めてな、でもなんか久々な。とりあえず昔の自分から少し成長して意識的に外にでるようになったかなあと思う。


で、今日は東京インディーフェスに行ってきた。
こういうゲーム系イベントは二度目。前回がTGSだったしね。
あんまり大きなイベント事に、もっと言えば特定のジャンルやカテゴリにスポットを当てたものへは進んで行こうという気になったことはないんだけど、
単純に「面白そう」なのと「吸収しなきゃなあ」の2つが被ったから行ってみようかなという気持ちになったんだと思う。
あとゲーム自体嫌いではないしね。昔はよくフリーゲームとかやってたし。


2時間半くらいぶらぶら見ながら試遊したりしてたけど、一番強く感じたのは
「アマチュアとインディーズとプロの境目がどんどん薄くなってきてる」
かな。
わかりやすく例えるなら、昨今の(ボーカロイドが一番わかり易い)音楽とかか。


つい10年ほど前はやっぱりしっかりとした物を作るだけでもかなりのコストや技術力が必要だったりしてたし、その中でじっくりと考え抜かれた作品がなんだかんだ脚光を浴びてたような、そんな気がする。
ただここ5年あたりで急激にハードやソフトの高性能化と安価化が進んでしまってるわけだし、これからは本当にアイディア勝負が肝心になってくるんだなあと感じた。
特に積み木感覚でプログラミングするScratchとかを見るともはや極限まで行ってるなあなんて思うし。ましてやこういったのを学んでいった上で、小学生がインターネット上で自由に発表しているなんていうくらいだから、本当にどうなってくのかが見えてこない。
だからこそ、飛び抜けてウケたアイディアが模倣されてゆくのもある意味出来上がった土俵であるから安心してマネタイズが出来るっていうのがあるのかもしれないですね。


あとは海外からの出展も多かった。
Twitchとかライブ配信でインタビューしてたし、Unityは中央にでかでかとブースを立てて使用された作品のPVを流しながら最新バージョンの宣伝をしてたりしてた。
実際に本社のスタッフぽい人とちょっと話したりもしたけど、日本でのコミュニティを重要視して広げていきたいと熱く語っててかなり本気なんだなあと。


そんな中、中国韓国台湾と近隣国からの出展もあったけど、とにかく絵柄が萌えを意識してる感じだった。
実際に話してみても「こうしたほうが日本人にすごく受け入れてくれるんですよー。何よりかわいいは正義ですからね」と言うくらいに意識してる。
ちょっと前まではゴテゴテの3Dポリゴンに、肉付きのいい男女や人外・・・今だとまさしくクラッシュ・オブ・クランとかみたいなグラフィックが主軸だった感じだけど、
今はどんどん平面に少々の装飾や着飾りをして、目はくりっとしてはにかむ姿にきゅんきゅんしそうなくらいかわいい女の子が出てくるような作品が増えてきてる状態だった。
ただ動きは洋ゲーぽい大胆でアクロバティックな感じが残ってた。60か120FPSを最大限に活用したぬるぬるしたアニメーション。
多分ボーンなんだろうけど結構精密に作ってるからまるでいちいちアニメーションを組んでるのかというくらいに。
日本の萌え文化ってすごいなあと関心しながら遊んでましたね。はい。




なんだかんだいって行ってよかったなと思えたし、なにより「今こういうのが流行りなんだ」とか「いいなあ」とかその程度の気持ちだけでも湧いてきた分、自分の制作物にも反映していかなきゃなと思えたりもしたのでなるべくアウトプットにも専念したいところですね。

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厄歳になった

24歳になった。


特に年齢を隠しているわけではないけど、ネットサーフィンをしていると生年を隠してる人がまだ多くて妙に安心してしまうのは
やっぱりゼロ年代をインターネットに費やしていたのもあるのだろうか。と、ふと思ったり。
こういう「書かなければ!」と思うような時が来ない限り日記なんて書かないのももったいなと思いつつ、近況くらいは残しておこうなと。


先月、ようやく新しい会社に入社した。
同じくWeb開発ということでエンジニア枠で入ることは出来たけど、今は全く開発なんて出来ない状況下にいる。
新宿渋谷とかあっちでワイワイ楽しみながらアジャイルを行ってるような人たちを見てしまったのもあって、すごくつらいなあと。
ちなみに今日までコードを一行も書いてない。書いたのはExcelでひたすら文章とグラフと罫線を引くだけ。
まあ早い段階で変わるぽいけど今は耐え時か。おみくじでは仕事運が「耐えろ(意訳)」だったので今が山なんだなと思うことにする。


あとは地味に曲も作ったりしてます。
給与という目に見えたものが入ってしまうと人間すぐに使いたくなってしまうものなのね。
いいようにプラグインを買ってしまった。
本来なら新型iMacを待っていたんだけど、デスクトップ版broadwellが早くても今年秋冬になるとかいう記事をいくつも見かけたので、もうれちなでいっかなって。
kontaktライブラリ用に外部ssdとか考えてしめて40万。さらに机掃除しなければならないけど。


明日から4月ですね。果たして私はどうなっているのでしょうか。


ちなみに音楽とか開発とかそのあたりのお話ははてなブログの方で書いていくよ。
これも最初はとりあえずID押さえておくか的な考えで取ったけど、放置はさすがに勿体無いかなと思って備忘録として使っていきます。

結局何をしていきたいのかと今でも悩む。

最近インフラ系統の面接や会社に行って話を聞いたりしてる。
確かに自宅サーバーは弄ったりするし、黒画面でLinuxいじるのは嫌いし、
そう考えるとサーバー構築等々のインフラ系の仕事は決して苦ではなさそうだけど、
でもコードガガリ書いてるほうが正直期間としては長いし、落ち着くんだよね。


やっぱり「プログラマ」としての職を選んだほうがいいのかなー。

2014年総括的な

丁度ビックサイト横の展望エリアでこの日記を書きはじめました。
そう、年末なのに冬コミ行ってました。しかも一緒に並ばないかと誘われて冬ではおそらく初めての始発で。
とてもつらかった。


2014年、今年は2013年以上に身辺、ネット共々大きく変わった年だったと思う。
特に4月に初めて自分でサークルとしてM3に参加したこと。そして9月に祖母が亡くなったこと。


上半期はとりあえずソチオリンピック見てたと思う。
特に母親の影響もあってフィギュアスケートを生で見てた。羽生選手すごいね。
母親は浅田選手の時と同じくジュニア時代から目をつけてて色々と見てたみたいなので、結構見る目があるんだなと。
ちなみに当の本人は生中継中はほとんど寝て私だけがずっと見てました。ラフマニノフ、良かったね・・・。



4月に入ってから初めてサークルとしてM3に参加してみたりしてました。
それまでずっとネット上で公開しているだけだったけれども、やっぱり一度くらいは実際に物販経験もしてみないとなという気持ちで。
実際行ってみるとディスプレイの装飾やら在庫や金銭管理等で結構勉強することが多々あったけど、何より実際に手にとってくれる人と直に話ができるというのが一番の経験になったかなと。
ただそんなに売れなかたので、現在もここで通販中です☆


夏はおおよそ3ヶ月程企業インターンに所属しながら、夏コミ行ってたくらいな印象しかない。
そこまで大きな事とか無かったしね。
あ、 id:odoro に呼ばれてアナと雪の女王見てきました。字幕版だったけど大変よろしいミュージカルアニメだった。
ただレリゴー乱用はいい加減飽きるのでやめていただきたいところ。


で、忘れもしない9月30日。祖母が無くなった。
数子前の記事でも書いたけど、おばあちゃん子だったので衝撃は大きかったけど、泣きはしなかった。
何か、人はやがて死ぬし、ただのものになるし、まあどこか見えない所に居るんでしょう的なぼんやりとした悟りが渦巻いていて。
それでも唯一の後悔としては、祖母が退院した今年の頭から亡くなるまでずっとビデオ撮影しておけばよかったかなと。
確かに祖母はこの世界、この場所に生きていたという記録として。



そして12月、仕事をやめて1年経った。
就職活動を続けてもめぐり合わせがなく、どこも技術不足とかで落とされる。
祖父母2人が死んだという現実をたてつづけに見てきた今、両親のことも心配しなければならないし、その逆もされている。
2015年は厄年になるし、あまり気にした事が無かったけど厄祓いに行きたいですね。
佐野厄除け大師のCMを見ると年末感という重圧に押しつぶされる現象に会ってしまったし。
あとはベイマックスを公開2日目の日に見に行ったくらいかな。グレンラガン見たこと無いけど沢山例えとして上がってて「ああそういうアニメなんだなあ」と。
とにかく熱かった。そして広告のやり方はあながち間違ってなかったなと見終わって改めて認識するくらいには2つの意味があったのだなと。


ということで、本年度もありがとうございました。
来年こそはさらなる飛躍を目指していきたいですね。特に本格的に音楽制作始めて5年目になるし。


それではまた来年もお会いしましょう。

インターネットと向き合ってきた記録と将来について 【「子供」×「ネット」 Advent Calendar 2014 24日目】

id:mcddx30です。
この記事は、「子供」×「ネット」 Advent Calendar 2014 24日目の記事です。


id:Pasta-K くんが技術以外のアドベントカレンダーに参加しているのを見て、
まだ登録が可能(12/4現在)だったので初めてのアドベントとして参加してみました。

過去ログの通り、日記を書こうにも何を書こうかと悩んだ結果結局書かないという状態を繰り返してるので、
いい機会なので今回はわりと赤裸々に今まで私がどうインターネットと向き合ってきたのかを書き出していきます。

ちなみに最近文章もGit管理すると便利とかいう記事をいくつか見つけ、調子に乗ってGistで管理してたらスパム認定を受けて一時期編集できなくなりました。
ページがすぐに変わらないからといって更新ボタンを連打するのはやめましょう。
https://gist.github.com/mcddx330/3e506db736cb8b2351a7

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祖母が亡くなってから一週間程経った。


9/30に祖母が亡くなった。87歳だった。
丁度上のツイートは連絡を受け取ってから速攻向かって、目の前で静かに寝ている様な姿を見ながら投稿したやつです。


つい三ヶ月ほど前に腰の不調を訴えて精密検査をした結果、もう血管やら何やらが重症すぎて要入院との事だった。
それから亡くなる当日まで、寝たきりとはいえ意識はあるし私の名を呼んでは職は見つかったのかと聞くくらいには心配されてた。
あ、前日にちょっと意識障害が起きてたんだっけか。その時病院に行けなかったのがちょっと心残りかな。


元々あまり泣いたりしないので、式や火葬場でもそれなりの態度で応対してたんだけど、従兄弟姉妹やその母親はわんわん泣いていたなあと。
正直ああいう空気がすごく苦手なのでってのもあるけど、あれが普通なのかなとも同時に思うし、多分向こうからしても
「あんなに深く接してくれてたのに涙一つ流さないなんて」
なんて思われてたのかしらね。


ただ個人的に心配なのは、式が終わってから今日まで、それまでつきっきりだった母親が魂が抜けたかのようにぐったりして、
何事もしたくないだのもういいやとやりきった感じの事を言ったりしてるのが気になる。
原作を読んだことはないけど、あしたのジョーにおける矢吹丈の「真っ白な灰になった」的なアレはこういう事なのかとちょっと思ったり。


という事でいつも年賀状を送ってきて頂いてた人へ、今年も喪中でお願いします。

はじめての、TGS。

TGS_2014
土曜日、人生で初めて東京ゲームショウに行ってきた。
幕張メッセは人生二度目。一度目はもう2、3年程前に行ったCEATECだったと思う。
あまりコアなゲーマーではないので、まあイベントだし適度に楽しもう的な気分でふらっと出かけてました。
でも予想していたのを超えるくらいに楽しんでしまったなーと。


一般開放日初日なのでかなりの人混みになることはあらかた想像していたけど、当日すれ違った人のほとんどが外国人だったと思うくらいには、おそらく海外からわざわざ来たって人も居た。
特に入り口すぐが台湾ブースで、その奥が海外メーカーブースと並んでいたので、あっちからもこっちからも英語が飛び交う状態。
日本のコンテンツを外国人が好んでいるという記事はたまに読むけど、まさかここまで盛り上がってるのかと改めて実感した。
ただ今回出てた海外メーカーを一通り見た感想としては、台湾といったアジア系は基本的にかわいさをプッシュしたRPGだったりしてたのに対して欧米等はFPSといったシューティング系が多かったのを見ると、国柄が色濃く出てる感じがした。


個人的にはOcculusを体験してみたかったんだけど、案の定長蛇の列が出来上がっていて、ブース外から実機のモニタリング映像をディスプレイで見るくらいしか出来なかったのが残念。
プレイしてる人の表情がすごい驚いた感じだったのを見ると、相当リアリティのある迫力さがあるのかなーと思いつつ、約4時間ほど全体的にぶらぶらしてた。


感想としてはやっぱり「もっと早く来ればよかった」に尽きるかな。
なんだかんだいって身近で遊んでるゲームについてこれほどまでに意欲がわき立てられたり、純粋に楽しめたり出来る経験ってそうそうないし、ちょっと損してた気分。
それと、企業コスプレの質がやっぱり安定して高いからそれも見れたことが良かった。
世界観を忠実に再現している所もあったりしてそれだけでカメラ片手に移動する人の列が出来上がるのも頷ける。


と、来年も行けたらいいなーと思いながら、無料配布されてたモンスターエナジーを飲んだ代償として来た急激な疲労感と闘いながら私は帰路に着きました。