まちぼうけの日々

まちぼうけて2代目。

唐突に亡くなった祖父と電話をしていた頃の記憶が蘇ってきた。
近場の家電量販店に一緒に行った事や食事をした事、パソコンの使い方を教えるなどなど。
それがどれも2年半位前まで普通だったのが今となっては不思議でならないなあと。


母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。
リアルタイムでこれを読んでたこともあるせいか、この前夢の中でおいしそうにふりかけにした祖父の骨のごはんを頬張ってた。
味は石灰ぽかった記憶がある。
おいしいとはとてもじゃないけど言えない。
でもこの気持ちが分かるあたり、やっぱりどこかしら引っかかってるんだろうなと。


いづれは独り身になる。
そう考えた時、何故か「せつなさ」よりも「恐ろしさ」のほうが勝ってしまう自分がいた。