三色ケーブルからの動画をきれいにx264エンコードする設定
あくまでも個人的に満足できる設定なので参考に。
ソフト : HandBrake svn3036
メインウィンドウ
videoタブ
x264 2pass ターボはお好みで。
Audioタブ
FAAC / CoreAudioでお好みに。
Subtitlesタブ
お好みに。
Advancedタブ
今回は実写なので以下のコマンドで。
b-adapt=2:rc-lookahead=50:ref=3:bframes=3:direct=auto:b-pyramid=1:me=hex:subq=7:trellis=1:no-fast-pskip=1:no-dct-decimate=1:deblock=-2,-2
Chaptersタブ
iMovieやFinalCutなどで画質調節などをしたなら、ついでにチャプタもつけて独立再生形式で保存するとここにも反映されるっぽい。
Picture Settingsウィンドウ
Sizeタブ
4:3ならNoneをプルダウンで選び720x480 or 640x480で黒帯除去。
16:9でアナモフィックならCustomを選び黒帯除去。でないとクロップの数だけ解像度が減るみたい。
Filtersタブ
今回は実写なのでDetelecine、Decombはなし。
Denoiseはmedium、Deblockは0、グレスケはもちろんOff。
そしてDeinterlaceはSlowerで。
評論
アドバンス設定の英文をざっと斜め読みした程度なので「これ必要ないだろ」というものがあるかもしれません。
あくまでも一例ということで受け止めてください。
ちなみに手持ちでエンコできる動画が
[CATVボックス] - 三色ケーブル - [miniDVビデオカメラ]
経由で録画したクリスマスの約束2008年度版(地デジ16:9版)しかなかったので、これをiMovieで取り込み適当にチャプタをつけてiDVD経由でDVDイメージ化。(最高画質でだいたい3時間ほど)
それをHandBrakeに読み込ませて実際に短い所をエンコード。
さすがに三色ケーブルなだけにデインタレース、デノイズを結構きつめにやってそれなりに見れるかなという感じに。
さすがにぼやけが少しひどいかなとは思うけど、ケーブル類などを考えると妥協せざるおえない。
感動したのは1024kbpsでビットレート指定しても極端にブロックノイズが出ずに、会場の黒い部分もモワモワ感があまり目立たず綺麗に仕上がって驚き。
その代わりエンコード速度はMacBook Ealry2008 (C2D 2.4Ghz)で平均12~20fpsほど。極端に遅いときは一桁になりますので寝る前に設定するのをおすすめします。
本当はこういったコンサート物とかはDVDでほしいんだけどツタヤじゃなかなかレンタルしてるところ見ないんだよなあ。
レンタル版でもいいからお笑い物より増やして欲しい。